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“バレルサウナ”に必要な耐候性は?“RIISI(リージ)”の設計から考察してみました

日頃から私たち日本発のキューブサウナ“サウネア”をご愛顧いただきましてありがとうございます。温浴施設のサウナに通うサウナ好きでビギナーな私、“O-JI(オージ)”が素朴な疑問や新鮮な印象をお伝えできればと思っています。よろしくお願いいたします。今回は、様々な屋外環境に設置する“バレルサウナ”に必要な耐候性について、“RIISI(リージ)”の設計から考察してみました。ぜひ最後までご覧ください。

“バレルサウナ”を設置する屋外は意外にきびしい環境

日本には四季があり冬と夏の温度差は大きく湿度も高めです。さらに南北に延びた国土なので国内でも気候がずいぶん異なります。沖縄と北海道では気温が大きく違いますよね。季節による気温の違いに加えて設置場所による環境変化も考えられます。例えば山奥や海辺などです。アウトドアサウナは海水浴でリフレッシュしたり森林の中で外気浴ができるなど開放的で自然との一体感を楽しめることが魅力ですが、海辺や川の側などの屋外環境はサウナの設置場所としてはけっして好ましいものではありません。このように様々な異なる環境に対応するために“バレルサウナ”にはどのような工夫がされているのでしょうか?

“バレルサウナ”の耐候性を高める工夫とは?

気候の変化による耐候性でまずあげられるのが雨や雪による雨漏りです。“バレルサウナ”はメーカーによって作りが様々なので雨漏り対策も大きく異なります。
“RIISI(リージ)”は手前に破風があって見えないのですが雨漏りを防ぐために勾配をつけたガルバリウム鋼板を天井一面に仕込んでいます。これによりキューブ型の一見フラットな天井でも雨水がとどまることなく流れ落ちるようになっています。ガリバリウム鋼板は、耐久性が高く錆びにくいので建築の屋根や外壁でよく見かけるものですね。
さらに、アスファルトルーフィングという家屋の防水に使われるシートを上から下までしっかり覆っていますので、上からの雨水だけでなく横雨の浸入も防いでくれます。このアスファルトルーフィングの量も“バレルサウナ”メーカーでそれぞれと聞きますが、“RIISI(リージ)”には底面まで覆われているので頼もしく感じます。
また湿度の高い日本の気候に合わせて木材はスギを使っています。日本には様々な木材がありますが、中でもスギ材は湿度に強く丈夫で保温性に優れているのでサウナの材料に適していると言えます。この木材選びや加工についてはサウネアのオーナー“YUJI”が思い描いたプロダクトイメージの理想を実現できる木材加工業者を探すのにかなり苦労されたようです。ちなみに“RIISI(リージ)”では標準で富山県産のスギ材を使用していますが、ご希望に合わせて地元の木材を使うなどこだわりの仕様に変更することも可能です。

“RIISI(リージ)”なら細部までカスタマイズ可能!

さらに、屋外設置の“バレルサウナ”にはカスタマイズ性も重要な要素です。面積や形、奥行きなど設置場所によってそれぞれ最適な形は異なるものですが、“RIISI(リージ)”は国内で毎回設計しているので細かな調整が可能です。
例えば、家の庭など限られた場所では、前面ガラス面とサウナから眺めたい風景の方向が異なることがあります。出入りの利便性を考えた入り口ガラス面の前が必ずしも望みの風景とは限りません。そんな前面ガラス窓とは別の方向の風景も楽しみたいとのご要望にも応えることができます。“RIISI(リージ)”なら様々な方向に小窓を付けられますので、どの方向でも風景を楽しむことができます。もちろんカスタマイズには別途料金がかかってしまいますが、こうした小窓の取り付けや2段ベンチのサイズや設置方向といった室内レイアウト変更、本体の縦・横・奥行きサイズの変更、ウッドデッキ・エクステリアまで含めたトータルプロデュースも可能です。限られたスペースを最大限にサウナ空間として利用したい、大勢のお客を招きたいのでもっと大きなサイズを、などのご希望に沿った対応できますので、まずはぜひ理想のアウトドアサウナのイメージをお気軽にご相談ください。

まとめ|耐候性の高い“RIISI(リージ)”なら永く使い続けられる

今回の記事は“バレルサウナ”の耐候性ってどうなの?という私の疑問から、“RIISI(リージ)”の耐候性を高めた構造や、私たちサウネアならではの細やかなカスタマイズ性についてご紹介しました。“バレルサウナ”の耐候性などは外見だけでは判断しにくく、実際に使用する際で分かることも多いと聞きます。永らく使うことを考えて作られた“RIISI(リージ)”は、スタイリッシュな外観だけでなく中身もけっこう凄いことが分かってますます好きになりました。
もし記事を読んで“RIISI(リージ)”を実際にご覧になりたい方がいらっしゃいましたら、埼玉県さいたま市で“RIISI(リージ)”を体験することができる“サウネア浦和”という施設がありますので、ぜひ足を運んでみてください。タイミングが合えばオーナー自らより“RIISI(リージ)”のこだわり構造などを実機を前に直接聞くこともできるかもしれません。“バレルサウナ”はけっして安くない買い物ですから、しっかりとした作りの永く使えるものを選べるように色々と試してみてくださいね。