NEWS

“キューブサウナ”で“ととのう”感覚ってどんなの?

ichach_saunea_230929

日頃から私たち日本発のキューブサウナ“サウネア”をご愛顧いただきましてありがとうございます。いまだにサウナビギナーな私、“O-JI(オージ)”が素朴な疑問や新鮮な印象をお伝えできればと思っています。ぜひよろしくお願いいたします。今回は、いま一度“ととのう”感覚についての考察と、“ととのい”やすいサウナの入り方についてご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

“ととのう”とどんな感覚になるのか

“ととのう”と一口に言っても、人によって受ける感覚が違うようです。

・頭がほんわかする感覚
・頭が真っ白になる感覚
・ランナーズハイのような感覚
・別次元に飛ばされるような無我の境地
・天国にいるような感覚

このように“ととのう”感覚は人によって表現は異なるものの、疲れやストレスも吹き飛ばす心地よい感覚であることは共通しているようです。
また、“ととのい”の間は、収縮した血管から血液が体を駆け巡る状態になりますので、座った瞬間、心臓の鼓動がどくどく聞こえて手足が痺れた後に快感が押し寄せるとか、さらには水がとても美味しく感じられるなどの体験をする人もいます。
私の場合は頭の中がホワイトノイズで充満した感じで、寝落ち寸前の睡眠に引き込まれるような、それでいて思考の細かい枝葉はそぎ落とされて頭はスッキリしている感覚でした。もしかすると、さらに深く“ととのう”とまた別の感覚が得られるのかもしれませんが、今でも十分にリラックスして確実にストレス解消できています。

“ととのう”ための適切な身体の状態

“ととのう”ためにはどういう状態でサウナに入れば良いのでしょうか?
一般的に“ととのい”やすいと言われている身体の状態を以下にご紹介します。

・疲労が残っている時
やはり、疲れている時にはサウナに入りたくなりますよね。以前の記事にサウナで自律神経が回復することをご紹介しましたが、自律神経の回復度の差が激しいほど、身体が疲れている状態の方が、逆に脳が活性化しやすい状態になりやすく“ととのい”やすいと言われています。

・空腹時
満腹時の時に比べて空腹の時の方が“ととのい”やすいとも聞きます。仕事が終わってお腹が空いてどうしようもない時でも軽く食事を摂る程度にしてからサウナに臨んだ方が良いようです。満腹でサウナ入浴すると、そのあとの水風呂でお腹が痛くなる原因にもなるそうです。

“キューブサウナ”でも同じ。“ととのい”やすいサウナの入り方

次に“ととのう”ためにはどのようなサウナの入り方をすればよいのでしょうか?公衆浴場でのマナーや、間違った方法で脱水症状や体調不良を引き起こしてしまうことがありますので、サウナの入り方には抑えるべきポイントがいくつかあります。基本的にサウナ入浴方法は人それぞれで一概にコレとは言えませんが、ここでは一般的に言われている“ととのい”やすい方法をご紹介します。

・水分補給をする
サウナに入ると汗として 500mlほどの水分が体外に排出されますので、まずは水分補給をしましょう。水分が不足すると頭痛やめまいといった脱水症状になることもありますので注意が必要です。

・洗身
サウナという閉じられた空間では他の方への配慮が必要ですので、あとでサウナの汗と一緒にシャワーで流そうなんて考えず、サウナに入る前に身体をよく洗いましょう。また、入浴前に身体表面の脂や汚れを洗い流しておくと、サウナでの発汗を促せますし、なによりサッパリした気持ちでサウナに臨めます。

・サウナ入浴
いよいよサウナ入浴です。サウナは心拍数をたよりに入浴時間を設定した方が良いとサウネアのオーナー“YUJI”から教わりました。およそ平常時の2倍くらいの心拍数で出るのが適切な入浴時間とのことで無理せず入るのが良いそうです。12分計のみをたよりにすると、ついつい無理な入り方をしてしまうことがあります。サウナの温度やその時の体調と相談しながら無理せず楽しく入浴したいですね。

・シャワーを浴びる
サウナから出たらシャワーを浴びてよく汗を洗い流します。サウナで発汗した後はそのままザブンと水風呂にダイブしたくなる衝動がありますが、水風呂は他の人も利用することを考えて、まずはシャワーを使うか手桶を使って水風呂の冷水で汗をよく流しましょう。

・水風呂での冷水浴
汗を流したら、水風呂に浸かります。水風呂に浸かる時間は30秒〜1分くらいと言われています。ただし、必ずしもその時間浸かっていなければならないわけではありません。これも体調と相談しながら、耐えられないと思ったらすぐに出ることが大切です。また、回数を重なることで慣れていって冷たさがだんだん和らぐことも。

・外気浴
熱いサウナから冷たい水風呂に浸かることで活発になった交感神経が、常温の外気浴で副交感神経が優位になって“ととのい”が訪れます。脳内ではβ-エンドルフィンが分泌されて多幸感に包まれます。なお、β-エンドルフィンが分泌される時間は2分程度と言われていますので意外と短いものですね。
外気浴の環境や設備が大事で、風通しの良い場所、静かな場所、できれば“アウトドアサウナ”で自然に囲まれたような環境がより深く“ととのい”が得られやすいと思います。さらに冷水から上がった身体を大きめのドライタオルで包んで、楽な姿勢のリクライニングシートでくつろぐと。より安心感に包まれます。私が“ととのい”を初体験できた“サウネア浦和”には、ちゃんとこの二つが備えられていましたので、おかげで比較的容易に“ととのう”感覚が得られたのだと今にして思います。(意外にこれらがちゃんと備えられている施設ってそう多くないんですよ…)

以上のような温冷交代浴のサイクルを2〜3回繰り返すことで、自律神経が整って、血液循環が良好になることで、その後の仕事や生活に前向きに臨むことができる体勢へと心身ともに回復します。

まとめ | 未だ“ととのい”感覚を知らない方へ

今回は、“ととのい”感覚についてのおさらいと、“ととのい”やすくなる方法についてご紹介しました。サウナの入浴の仕方は人それぞれなので、好きに楽しんでいただければ良いと思いますが、未だ“ととのい”感覚を体験したことのない方は今回ご紹介した方法を試してみたらいかがでしょうか?また、“ととのう”ためには環境や設備の影響も大きいですので、ぜひ埼玉県さいたま市にある“サウネア浦和”を一度訪れてみることをオススメします。そこには独自のキューブ型サウナ“RIISI(リージ)”をはじめ、“ととのい”に特化した設備が充実しています。タイミングが合えばオーナーの“YUJI”自ら“ととのい”を直に伝授してもらえることも。ぜひお気軽に足を運んでみてください。最後までお読みいただきありがとうございます。それではまた、よろしくお願いいたします。