NEWS

“キューブサウナ”で脳疲労を解消!思考をクリアに!(後編)

ichach_saunea_231103

日頃から私たち日本発のキューブサウナ“サウネア”をご愛顧いただきましてありがとうございます。いまだにサウナビギナーな私、“O-JI(オージ)”が素朴な疑問や新鮮な印象をお伝えできればと思っています。ぜひよろしくお願いいたします。前回に私たちの脳も疲労すること、それが過剰になると心の病気にも繋がることをご説明しました。今回はそんな脳疲労を起こす要因「4つの過多」と「2つの不足」の解消にサウナが効果的であることを以下に説明していきます。

サウナの高温による思考の遮断で「情報過多」を解消

現代人の「情報過多」や「タスク過多」による考えすぎは、大量の外部刺激に対して脳が逐一反応してしまうことで起こります。そのような脳疲労の激しい状況の対処方法には一度思考を遮断させることが効果的です。意外なことに思考を遮断するには90〜100度くらいの高温サウナが効果的だそうです。そういえば高温サウナの入浴中は熱に思考能力を奪われて「熱い」以外の余計なことを考えずに済んでいました。何か思い悩んだ時やネガティブな出来事に落ち込んでいる時は、そこから派生して別の不安事を思い浮かんでしまうことがよくありますが、ストレスで脳疲労が溜まっている状態ではそれらの問題を解決する能力が落ちているので解決に向かわずに堂々巡りになることも。そんな時こそサウナの高熱で一時でも思考を遮断して悩みを忘れれば、ストレス解消に繋がって脳の力も回復するので根本的な問題に対処する活力が蘇ります。

中温サウナによる思考の集中で「タスク過多」を解消

逆に中温サウナは「思考の一点集中」に向いています。普段の生活で集中して考えなくてはならないときでも、SNSの通知など他の情報に意識を奪われることがよくあります。そういう状況ではなかなか考えが深まりませんが身一つで入るサウナでは思考に集中できるようになります。上記の通り高温サウナでは思考が「熱い」という意識に引っ張られるので考えを深めるのに不向きですが、80度くらいの中温サウナではいい具合に血流が促進されて、凝り固まった身体と頭がほぐされるので1つのタスクに集中できて、深く思考することで新たな発想が生まれることがあります。サウナの本場フィンランドで長時間サウナに入浴して社交の場として会話が楽しめるのも高すぎないサウナの温度が関係しているようです。

“ととのい”のリラックスにより「ストレス過多」を解消

高温、中温どちらのサウナに入っても最後は身体の芯から温まり「熱い」と感じるタイミングで出て冷水浴に移ります。ちょっと複雑になりますが、サウナと水風呂の温度差で身体に負荷をかけると、幸せホルモンと呼ばれる「血中βエンドルフィン」「脳内セロトニン」「オキシトシン」が脳内で分泌されて副交感神経の働きが高まると言われています。それぞれエンドルフィンは気分を高揚させる作用、セロトニンは精神を安定させる作用、オキシトシンは不安を軽減させる作用があるそうです。どれもリラックス効果に有効なありがたい物質ですね。
温冷交代浴でこれら3つの物質が分泌されて興奮状態にあるときに外気浴へ移ると副交感神経の働きが優位になって体はリラックスしているのに頭は興奮状態という非日常的な心地よさを体験できます。この不思議な感覚こそがいわゆる“ととのう”と言われるものです。“ととのい”の時のぼぉ〜としているのに頭がスッキリというのはこういう物質の作用が働いていたのですね!

サウナにより睡眠圧を高めて「睡眠不足」を解消

サウナには睡眠不足の特に「入眠」を改善する効果があります。
現代人の寝付けない要因の一つに、頭は疲れていても身体が疲れていないという状態があり、そんな時こそ頭の疲れをほぐし身体を適度に疲れさせてくれるサウナはたいへん効果的です。サウナの軽いランニングと同等の運動効果が適度に身体を疲れさせてくれるので入眠に効果的です。
逆に、身体が疲れていても「交感神経」が優位すぎてなかなか寝付けない状況もあります。通常の健康な状態では夜中に自律神経が交感神経から副交感神経に切り替わってリラックスモードに入りますが、脳がうまく機能しないと交感神経が優位な状態のままになってしまうので興奮して寝付けなくなります。こういう症状には自律神経をサウナでリセットすると改善に繋がるようです。
サウナでは、サウナ浴→冷水浴→外気浴というサイクルが強制的に交感神経と副交感神経の切り替えを行うことで自律神経系のバランスが整えられ、さらに、深部体温を上昇させるので入眠に最適な状態になります。

血流促進で「運動不足」を軽減

サウナ浴中は心拍数が毎分約120まで上昇するので軽いジョギング程度の心拍負荷と運動効果があることが判明しています。中程度の負荷では運動不足を根本的に解消することは難しいですが、逆に激しい運動では呼吸が速く浅くなるので交感神経の活動が過剰に高まってしまう結果、運動後は副交感神経の活動が十分に上がらず、かえってストレスを溜めてしまうことも。交感神経の動きを抑えながら自律神経を整えるには有酸素運動が効果的ですが、これはちょうどサウナ浴による心拍負荷ぐらいに当たるようです。しかし有酸素運動で推奨される30分程度の連続運動にサウナの入浴時間では不足しますので日常生活でこまめに運動するクセをつけることも大切です。

まとめ | “キューブサウナ”で自然に触れてさらにリラックスを

今回は心の病気にも繋がる脳疲労の解消にサウナが有効であることを前編・後編に分けてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?現代人がいかに脳を疲労しやすく回復しづらい環境に置かれていることが分かって、ますます今を生きる人々の生活にサウナが欠かせないものであると感じました。第三次サウナブームのキーワードが「ストレス社会」というのも頷けます。こまめに脳疲労を回復するには手軽に通える近くのサウナでも良いのですが、たまには環境を変え“アウトドアサウナ”でさらなるリラックスを感じられてはいかがでしょうか?その中でも埼玉県さいたま市にある“サウネア浦和”は一度訪れてみる価値があります。そこには独自のキューブ型サウナ“RIISI(リージ)”をはじめ日頃に溜まった脳疲労を解消できる環境が整っています。ぜひお気軽に足を運んでみてください。最後までお読みいただきありがとうございます。それではまた、よろしくお願いいたします。