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キューブサウナの温度は何度が良いの?“ととのい”やすい入り方(前編)

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日頃から私たち日本発の四角いキューブサウナ“RIISI(リージ)”と“サウネア浦和”をご愛顧いただきましてありがとうございます。“RIISI(リージ)”は珍しいスクエア形サウナとして多くの方にご好評をいただいています。このBlogでは未だにサウナビギナーな私、“O-JI(オージ)”がサウナに関する素朴な疑問や新鮮な印象をお伝えできればと思っています。よろしくお願いいたします。今回はそもそもサウナの温度って何度が良いのだろう?という疑問についてご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

サウナの温度って普通は何度だろう?

皆さんはサウナの適度な温度や一般的な温度は何度かご存知ですか?また普段は何度のサウナに入っていますか?
サウナは、一般的に「高温」という認識がありますが、一般的なサウナの平均温度や基本温度、高温なのになぜやけどしないのか?を解説します。

基本の温度

サウナの一般的な温度は80〜100度で、これはサウナの本場フィンランドのドライサウナ(乾式サウナ)に由来しています。温浴施設に多くある日本でおなじみのサウナといえるでしょう。
ドライサウナは湿度が10%前後のため、高温ながら室内が乾燥しているのが特徴です。現在では温浴施設のサウナの中にはドライサウナ以外にも仕組みや温度に様々なものが増えてきました。

サウナは高温なのになぜやけどしないの?

80〜100度の熱湯に触れると普通はやけどしてしまいますよね。しかし80〜120度のサウナの中にいても、なぜやけどしないのだろう?と常々疑問に思っていました。温度計120度といっても実際のベンチの温度はそれほどではないのかもなどと思っていましたが、やけどしない本当の理由は空気と水の「熱伝導率」の違いでした。空気は熱を皮膚に伝導する時間が水よりもゆっくりなうえ、皮膚周囲には数ミリ単位の空気の層が覆い皮膚を守っているからです。
もうひとつの理由は、サウナの中でかく「大量の汗」のためです。汗は体温上昇や余分な熱を気化熱として蒸発させて、皮膚が高温になるのを防いでいるのです。汗って凄いですね!湿度が低いと皮膚は熱に耐えやすいのでドライサウナではやけどしませんが、逆に蒸気で満たすサウナは高温だとやけどしてしまうのでほとんどが低温に設定されています。
一般的なサウナはドライサウナの80〜100度ですが、種類によって温度は大きく変わります。中には120度を大きく超えるサウナや、0度を下回るマイナス温度のアイスサウナも!?そうした様々な種類のサウナをご紹介していきます。

サウナの種類で温度は変わる

・ミスト・スチームサウナ(低温)
ミストサウナは水分(液体)をそのまま利用し、スチームサウナは水分(液体)を気体に変化させたものを利用します。まず、ミストサウナは40〜60度のお湯を霧状に噴霧した低温サウナです。湿度は80〜100%と非常に高めです。シャワーよりも体が芯から温まり、熱気が少ないためドライサウナより比較的長時間入りやすいのが特徴です。身体への負担や息苦しさが少なく、高血圧などでサウナを懸念している方にもおすすめです。
スチームサウナは蒸気で室内を満たす40〜50度の低温サウナです。こちらもミストサウナと同様に湿度は80〜100%と保湿効果が高いのが特徴で、発汗作用を促し汗の蒸発と髪と肌の乾燥を防ぎます。40度前後の低温度でも蒸気は高温のため、意外に熱く感じられてリフレッシュ感もあり、ドライサウナが苦手な方も安心してじっくり入ることができます。

・遠赤外線サウナ(中温)
遠赤外線を使用したサウナは、65〜70度とやや低めの中温が特徴です。高温のサウナより長めに入ることができ、遠赤外線により体の芯からじっくりと温まり、温かさは長く持続します。そして血行促進効果があり、肩こりや冷え性の改善も期待できます。湿度は中湿で35〜50%ほどです。空気はあまり熱気を感じないため息苦しさが少なく時間をかけてゆっくり入れます。

・ドライサウナ(高温)
ドライサウナは80〜100度の高温サウナの種類に分類されます。さらに120度を超えた超高温サウナも多くあり、強い熱気が特徴です。湿度は約10%ほどで、汗を大量にかいても蒸発していくので、さっぱりとベタつかず気持ち良いリフレッシュ感を楽しめます。

日本一高温のサウナは何度?

日本で一番温度の高いサウナは、香川県さぬき市にある「塚原から風呂」が160度で最高温度と言われています。現在は地元の保存会によって管理され、地元民だけでなく観光客にも人気の1300年前から続く“古代サウナ”です。こちらは衣服のまま入る観光スポット的なサウナですが、一般的な温浴施設での最高温度を「サウナイキタイ」で検索してみると、三重県四日市市の「玉の湯」が150度で、これもなかなかの高温です。15度の水風呂と組み合わせていつかは体験してみたいです。都内では大田区の「新呑川湯」が132度で水風呂が12度でこちらも人気があります。

氷点下のアイスサウナ!?

愛知県名古屋市にある人気のサウナ施設「ウェルビー栄」の氷点下の“アイスサウナ”は、なんとマイナス25度!室内には凍った樹氷に包まれた木々のモニュメントが設置されていて「ラップランドの森のサウナ」というテーマで本場フィンランドの極上の外気浴を体験できます。

以上様々な種類のサウナをご紹介しましたが、次回はこれらサウナの効果的な入り方についてご紹介します。お楽しみに。

まとめ|キューブサウナはお好みの設定で“ととのえる”

今回は様々な種類のサウナの温度についてご紹介しました。人それぞれに好みの温度や湿度があり、ピッタリな温浴施設を見つけた時はとてもうれしくて、つい通ってしまいますね。個人の好みに合わせるといえば、キューブサウナなら温度や湿度、さまざまな液体でロウリュなど、より個人の好みに合った調整ができるのがたいへん魅力的です。個人向けの上質のサウナをお探しの方は、ぜひ“サウネア浦和”でスクエア型のサウナ“RIISI(リージ)”を実際にご覧になってください。“サウネア浦和”はRIISIの展示場にもなっていて見学もできます。実機に触れるとサウナ好きが本気で作った四角いサウナの魅力がひしひしと伝わってきます。ぜひご予約の上お越しください。それではまた、よろしくお願いいたします。