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“キューブサウナ”入浴で運動不足解消?

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日頃から私たち日本発の四角いキューブサウナ“RIISI(リージ)”と“サウネア浦和”をご愛顧いただきましてありがとうございます。“RIISI(リージ)”は珍しいスクエア形サウナとして多くの方にご好評をいただいています。このBlogでは未だにサウナビギナーな私、“O-JI(オージ)”がサウナに関する素朴な疑問や新鮮な印象をお伝えできればと思っています。よろしくお願いいたします。ぜひよろしくお願いいたします。今回は日頃の運動不足ってサウナで補えるかも?という希望的な疑問を医学的な見地を交えてご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

サウナは軽いジョギング程度の運動効果!?

サウナによる“ととのう”感覚を表現するのに“ランナーズハイ”がよく例えられますが、それなら身体的にも実際にランニングした時と同じような運動しているんじゃないか?って以前から思っていました。私の場合は走っても“ランナーズハイ”というまでの境地には至っていないので、“ととのい”と似た感覚と言われても正直よく分かりません。
多くの現代人に不足しているものに「睡眠」と「運動」があげられますが、このうちの「運動不足」をサウナによって補えるらしいですからこれは喜ばしいですね。2017年に東フィンランド大学のヤリ・ラウッカネン教授(医学博士)によって「サウナと心臓の健康に関する調査プロジェクト」が実施され、中年期の男女複数人の「サウナ浴中」と「サウナ浴直後」、「サウナ浴30分後」それぞれで身体組成に何が起きているのかを調べました。それによると、サウナ浴中の心拍数は毎分約120まで上昇していて、中度の運動時と同様の心拍負荷による効果があることが判明したそうです。
サウナ浴中にいつも脈拍が早くなることは、サウネアのオーナー“YUJI”さんもいつもの心拍数のだいたい倍がサウナを出るタイミングと言っていましたのですでに実感としてありました。嬉しいことにサウナには軽いランニング程度の有酸素運動と同様の効果があるようです。
仕事終わりに運動不足解消にランニングをするには気が重くなりますが、サウナならベンチに座わって熱空間に身を委ねているだけで同様の効果なので、これなら気軽に実践できそうですね。
運動不足解消のために思いついたようにランニングする私ですが、数日後に筋肉痛になったりして、痛みを伴うような良い習慣ってなかなか続きませんね。しかしサウナなら運動できるうえ、疲労回復まで一緒にできるので、まさに一石二鳥。あとは眠るだけでしっかり回復、リフレッシュしてくれるので時間のない現代人にはもってこいですね。
運動不足解消と共に多くの人が望むことは脂肪燃焼によるダイエット効果でしょう。
実は脂肪が燃焼しやすい身体の状態を客観的に計る方法があり、それが「運動強度」です。

サウナでの脂肪燃焼効率はカルボーネン法で知ろう!

スポーツの世界では、心拍数から運動強度を計測するのにカルボーネン法(Karvonen Formula)が用いられます。実は運動強度60%〜80%のゾーンの心拍数を維持し続けると脂肪燃焼率が良くなります。ですから効率的に脂肪燃焼したい場合はこの方法で目標心拍数を把握しておくとよいでしょう。
ちょっと複雑ですが、目標心拍数の求め方は以下の通りです。

目標心拍数(脂肪燃焼率の良い心拍数)=(220ー年齢 – 安静時心拍数)× 0.6〜0.8(運動強度)+ 安静心拍数

私の場合、心拍数 133くらいがもっとも脂肪燃焼率がよいらしいです。運動中などにこの心拍数を指で感覚的に憶えていればサウナ入浴中でもこの程度かな?というおおよその目安になります。最近ではサウナ室内でも脈拍が測れるスマートウォッチがあるのでそれを使う手もありますね。こうしてサウナ室で効果的な脂肪燃焼率を意識しながらじっくりと脈を測って運動してダイエットした気分になれるのもサウナの楽しみの一つかもしれません。

発汗で血液循環が活発してリフレッシュ

運動には汗が付きもので、サウナでも多くの汗をかきます。
サウナの高温環境の中では身体が体温を調整しようとする生メカニズムは、サウナに入ると体温の上昇とともに発汗量が増えて熱で皮膚直下の血流が増加(心臓から送り出される血液のうち50〜70%が皮膚の血管に回される)する一方で内臓での血流は低下します。サウナ熱によって心臓が効率よくポンプ活動を行うようになり心拍数が上昇し身体を冷ますために血液が活発に循環するようになります。また、発汗によってそれまで身体の淀んだ水分が汗として強制的に吐き出され、給水によってフレッシュな水分を取り入れてリフレッシュします。人間の身体の60パーセントは水分でできているのでその水分の質は大事ですね。そして一部でもリフレッシュできる影響は大きいです。

まとめ | “キューブサウナ”なら、さらにリフレッシュ!

今回はサウナが運動不足の解消になるのか?という疑問に、医学的な視点から運動と同様の心拍負荷があるので中程度の運動に匹敵することをご紹介しました。
運動不足は多くの現代人が抱える問題です。さらに、以前に紹介した自律神経を整える効果やストレス解消、脳のリフレッシュなど、まさにサウナこそ現代人の求める生活習慣であると言えるでしょう。
さらに、自然の中で外気浴が行えば、森林浴には「コルチゾール」(ストレスホルモン)を減少させるという嬉しい効果があるのでさらなるリラックス効果が期待できます。さらに自然には「f分の1の揺らぎ」という自然特有の高周波音(ホワイトノイズ)が存在して脳の活性化を助けてくれます。とはいえ街中ではなかなか外気浴に森林などの自然を求めることは難しいですね。そういう時は広がる大空を眺めるだけでも同様の効果が得られるので、都心でも工夫してリフレッシュしましょう。広がる大空を見上げながら外気浴といえば“サウネア浦和”の施設はもってこいです。大きなドライタオルに包まれてゆっくり寝転がれるリクライニングチェアから見上げる大空でのリフレッシュは本当に気持ちが良いですよ。ぜひ一度“サウネア浦和”を体験してみてください。“サウネア浦和”は四角いサウナの“RIISI(リージ)の展示場にもなっていますので見学だけでもお越しください。それではまた、よろしくお願いいたします。