“バレルサウナ”のある暮らしってどうだろう?
日頃から私たち日本発のキューブサウナ“サウネア”をご愛顧いただきましてありがとうございます。いまだにサウナビギナーな私、“O-JI(オージ)”が素朴な疑問や新鮮な印象をお伝えできればと思っています。ぜひよろしくお願いいたします。今回は、個人でサウナを所有する実際は?について。バレルサウナなど家庭用サウナにはたくさんの魅力やメリットがあります。しかし、設置スペースや費用、使い勝手など乗り越えなければならないハードルも少なくありません。そこで実際に個人でサウナを所有している人たちの体験から、サウナのある暮らしについてご紹介したいと思います。ぜひ、最後までご覧ください。
“夢のまた夢”から所有可能に変わる時
第3次サウナブームが盛り上がって人気の入浴施設は混雑することが多い現在、「サウナ難民」になっている方も少なくないのではないでしょうか?
個人でサウナを所有したいが、これまでは「価格が高い」「設置する場所がない」などの理由で、「無理だろう」「夢のまた夢」と諦めていたところに、ブームを機に多種多様な“バレルサウナ”や家庭用サウナが販売されて「これなら所有できるのでは?」と、希望を持ち始めている人も多くなってきています。
“バレルサウナ”設置にはそれなりのスペースが必要ですが、室内型サウナは意外にコンパクト。1人用なら90センチ四方のスペースに収まるので、電源さえあればマンションでも設置でそうですね。
個人サウナは思ったほど高くない
気になる価格について、“バレルサウナ”は規模や方式にもよりますが、本体と電気ストーブなど一式でだいたい200〜500万円くらいです。自宅の庭などにバレルサウナを置くスペースが既にあれば、思ったほどの敷居は高くありません。マンションなどに設置できる室内型1人用なら、さらにリーズナブルな製品もあり、ずいぶんと導入しやすくなっています。
“バレルサウナ”でも室内サウナでも、十分に温度を上げるには200Vへの変更が必須
家庭用サウナでも本格的な温度で楽しみたい時に問題になるのが電圧です。
室内サウナの中には一般的なコンセントの100Vで稼働することを謳っている製品もありますが、それではサウナの温度が十分に上がり切らず、せっかくのサウナなのに物足りないと感じる人も。手軽に始められるのは良いのですが、サウナの満足度が得られずに結局は物置代わりになってしまうこともあるようです。
“バレルサウナ”に限らず室内サウナでも、ストーブの温度を十分に上げるためには電圧を200Vに変更が必須だと言われています。その際は電気の容量を変更することと専用回線の電源を作るための配線が必要ですが、工事自体はそれほど大がかりではありません。「電気工事なんて我が家は賃貸マンションだから無理」とお考えの方も、まずは管理会社に200V電圧への変更を尋ねてみたらいかがでしょうか?中には「退去時に元に戻してくれればOKです」と許可されるケースもありますので、賃貸マンションだからといって諦めず、まずは問い合わせてみるのが良いようです。
家庭向き電気ストーブってどんな感じ?ロウリュできるの?
温度設定にもよりますが家庭用サウナはサウナ室内が狭いのでかなり熱くなります。また50度~120度まで温度設定できるため、100度近くになればわざわざロウリュをしなくても5分程度の入浴でかなり発汗できますが、逆に乾燥を防ぐため多少ロウリュして湿度や香りを加えることもあるとか。
ところで、ストーブメーカーにもよりますが、家庭向きの小さな電気ストーブは頻繁にロウリュしない方が良いとも聞きます。ストーブ自体には防水加工がしてありますがエレメントが水に濡れると長期的に故障のリスクが高くなるからだそうです。
もちろん“サウネア”で扱う電気ストーブは耐水性が十分に作られていてロウリュのし放題ですので、お茶ロウリュでもアロマロウリュでも存分にお楽しみください!
また、温度調整は家庭向きの電気ストーブの中には自動制御機能があっても正確でない製品もあるようで、サウナの温度を一定に維持するために扉を開閉して温度調整する手間があるそうです。
個人サウナで水風呂を冷やすのは難しい
ホームサウナで施設のような冷たい水風呂にするためにはチラーが必要ですが、これが意外に高額!導入するとなれば数百万円はかかるので水風呂はあきらめて水シャワーを使う人も多いようです。水道水の温度は地域や季節にもよりますが、高い時で28度くらいになるので水風呂代わりにはやや物足りないかもしれません。
中には風呂桶に水を張り冷蔵庫の氷で冷やすという人もいますが、多くの方はホームサウナを普段使いと割り切って、十分に冷えた水風呂が欲しいときには本格的な施設サウナで楽しむなどの使い分けをしているようですね。
自宅にサウナがある生活ってどんなの?
毎日サウナには入れるのは魅力的だがメンテナンスが大変なのでは?と聞きますが実際はどうなのでしょうか?
日々の掃除やメンテナンスについては素材の木が朽ちないように毎回タオルやサウナマットを敷いて入ったり、ロウリュを諦めたりして大事に使えばそれほど気を遣わなくてよいと聞きます。たとえロウリュしても使用後に拭き掃除をして風通し良くすれば大丈夫そうですね。
いろいろと制約はありますが、それでもホームサウナならではの楽しみが存分にあります。たとえば、もちろん裸で入っても半袖短パンで入ってOK。好きな音楽を大音響でかけ放題にしたり、ガラス戸の外からタブレット端末で動画を延々と見たり、ドリンクの持ち込みもOK、外気浴も時間を気にせずに独占して好きなだけくつろげますし、キッチンで自分の好きなサ飯をすぐに食べられる。というような圧倒的な自由度が個人サウナの一番の魅力。また、サウナ空間を自身の好みにカスタムできることもうれしいですね。
自宅にサウナがあるという現実は心の安定に繋がるとも聞きます。昼間どんなに辛いことあっても「これを頑張って乗り越えれば、家にサウナが待っているから大丈夫だ」と、日頃の大きな保険のように心の支えとなって頑張っていられるようです。(「辛」いという字に、サウナを一つ足せば「幸」せになれるかも…)
また、意外なことに個人サウナを持っていても、自宅サウナも申し分ないが、やはり広いサウナ、広いお風呂、水風呂、外気浴を求めて施設サウナにも行きたくなる人も少なくないようです。たまには騒音(他人の話し声、足音、洗い場に響くかけ流しの音、ドアの開閉音など)が恋しくなる気持ちもなんとなく分かります。
まとめ | 理想のサウナを“RIISI”なら相談して実現可能
今回は“夢のまた夢”と思えていたホームサウナが手に届きやすくなってきた現在、すでにお持ちの方たちの体験から、個人でサウナを持つ感じをご紹介してみました。もちろん、それぞれ生活環境が違いますので、一概に当てはまらないかもしれませんが、これからサウナを所有してみたい方にとって参考になれば幸いです。サウネアのキューブ型サウナ“RIISI(リージ)”なら埼玉県さいたま市にある施設、“サウネア浦和”で現物をご覧いただけますので、ご興味のある方は是非一度お越しください。
または個人サウナは欲しいけど設置場所が難しそうとお悩みの方は“RIISI(リージ)”なら自由にカスタマイズが可能ですのでまずはご相談ください。理想のサウナが実現できるかもしれません。それではまた、よろしくお願いいたします。