【世界のサウナトレンド】サウナブームはどこへ向かう?米・韓・独から学ぶ海外最新サウナトレンド

キューブサウナのパイオニアSAUNEA(サウネア)のWebサイトをご覧いただきありがとうございます。このブログでは、サウナをもっと楽しみたい方や、サウナを導入したい施設運営の方向けに、サウナにまつわる様々な情報をお届けしています。
一昔前の日本のサウナといえば、カプセルホテルや銭湯、健康ランドやジムに設置された「高温カラカラのドライサウナ」が主流でした。しかしここ数年で、本場フィンランド式の「心地よい蒸気とアロマを楽しむロウリュサウナ」が爆発的に普及し、サウナの楽しみ方そのものが劇的にアップデートされました。
このように、あるきっかけによって海外のサウナ文化が日本に持ち込まれ、ローカライズされることで、常に新たな価値を提供するブームが生まれてくることがあります。
サウナ文化が定着し、市場が成熟期を迎えつつある今、「ただサウナがある」だけではない、一歩先を行くコンセプト設計が必要となるかもしれません。そこで今回はそのヒントを探るべく、北米(アメリカ)、アジア(韓国)、欧州(ドイツ)の3つの地域に目を向け、それぞれの国でサウナがどのように生活に取り入れられ、楽しまれているのか、現地のリアルなトレンドをリサーチしました。
北米(アメリカ):ウェルネスと社交が融合する「ソーシャル&リカバリー」
フィットネス先進国であるアメリカでは、サウナは単なるリラクゼーションの枠を超え、「日々のパフォーマンスを高めるリカバリーツール」として、活用されているようです。また、別の方向性として「健全な社交場」という形で生活に取り入れられているようです
1. リカバリーを促すコントラスト・セラピー(Contrast Therapy)
現在、アメリカの主要都市やリゾートのスパ施設で注目されているのが、高温サウナと冷たい氷風呂を交互に繰り返す「コントラスト・セラピー」いわゆる交代浴です。日本でもすでにととのうために多くの人が楽しんでいますが、アメリカではトップアスリートの肉体疲労回復や怪我の予防から火がつき、現在ではエグゼクティブやビジネスパーソンが集中力向上やメンタルヘルスケアの一環として、ルーティンに取り入れているようです。
2. ソーシャル・バスハウス(Social Bathhouse)という新たなナイトライフ
もう一つの大きなトレンドが、お酒をあえて飲まない若者たちが集まる「ソーシャル・バスハウス」です。従来のバーやクラブで夜更かしをする代わりに、水着を着用して男女や友人グループでサウナを囲み、ノンアルコールカクテルを片手に語り合う文化が生まれています。DJが入って音楽を流したり、会話を楽しんだりすることが推奨されており、サウナが「健康的な夜の遊び場」として再定義されています。
アジア(韓国):大衆から個へ。「完全プライベート&プールヴィラ」
お隣の韓国といえば、専用の館内着を着て大広間の床暖房(オンドル)でくつろぎ、ゆで卵やシッケという伝統飲料を楽しむ大衆サウナ「찜질방(チムジルバン)」が有名です。しかし、現在のトレンドはこれまでとは真逆の方向へシフトしています。
1. プライベートサウナへの移行
他人と同じ空間で過ごすこれまでの大衆浴場文化へのカウンターや、衛生意識の高まりから、若者や富裕層の間で、ひとりや少人数で楽しむ「貸切サウナ」のニーズが伸びているようです。サウナは「大勢でワイワイ過ごす交流の場所」から、「自分自身と向き合う儀式」へと捉え直されているようです。
2. 週末の贅沢「プールヴィラ(풀빌라)」での野外サウナ体験
一方で宿泊レジャーの分野では、ソウル近郊のリゾート地にある「プールヴィラ」が流行しています。大自然に囲まれたプライベート空間で、プールや野外サウナ、露天風呂を仲間や家族だけで独占するスタイルが、SNS時代における最高峰のラグジュアリー体験として広まっています。
欧州(ドイツ):文化として根付く「巨大テルメと極上エンタメ」
北欧フィンランドと並び、ヨーロッパ随一のサウナ大国であるドイツ。ドイツの人々にとってサウナは生活そのものであり、心身の健康を保つための公的な医療・予防プログラムとしても認められています。
1. 巨大ウェルネスパーク「テルメ」
ドイツでは、新たなトレンドというわけではありませんが、数十種類ものサウナ、温水プール、リラクゼーションラウンジが一体となった巨大なウェルネス施設「テルメ」が全土に点在しています。自然光が差し込む広大な空間で、丸一日かけて体を温め、休めるという文化が日常に溶け込んでいます。
2. ドイツサウナの象徴アウフグース
ドイツのサウナといえば、ロウリュとセットで日本でもおなじみとなった「アウフグース」です。専門の訓練を受けたサウナマイスターが、クラシック音楽や最新のポップス、さらに幻想的な照明や厳選された天然アロマを駆使して演出されたサウナの中で、タオルを華麗に操り熱波を送ります。それは単なる温浴ではなく、五感を揺さぶる「劇場型のエンターテインメントショー」として楽しまれています。
まとめ:世界のトレンドを取り入れ、日本ならではの「本物」へ
- アメリカ: リカバリーとしての機能性と、健康的な社交場(ソーシャル)
- 韓国: 他人の目を遮断した、圧倒的なラグジュアリーでプライベートな空間で自然へ没入する
- ドイツ: 五感で楽しむエンターテインメント性
かつて北欧のロウリュが日本のサウナをアップデートしたように、世界中のサウナの楽しみ方には、これからの施設づくりを成功させるヒントが詰まっているかもしれません。
SAUNEAは自社施設の運営を通して、施主様の希望を踏まえたサウナ施設全体をプロデュースするノウハウを蓄積しています。「ブームのその先を見据え、選ばれ続けるサウナ施設を作りたい」とお考えの宿泊施設・温浴施設のオーナー様は、ぜひSAUNEAにご相談ください。貴施設の強みを最大限に活かした、唯一無二のサウナプロデュースをご提案いたします。



