バレルサウナ?アウトドアサウナ?明るい!楽しい!初“ととのい”体験(後編)
日頃から私たち日本発のキューブサウナ“サウネア”をご愛顧いただきましてありがとうございます。この度、“TAKAJI(タカジ)”の友人の私、“O-JI(オージ)”が“アウトドアサウナblog”に加わることになりました。私もサウナ体験は温浴施設のみのサウナビギナーですが、自由なサウナ文化に触れた様々なことを新鮮な目線でお伝えできればと思います。よろしくお願いします。前回に“バレルサウナ”の撮影と聞いて訪れた“サウネア浦和”で初めて“RISII(リージ)”を見て感じた魅力と実際に入浴して初めて“ととのった”新鮮な印象をお伝えしましたが、今回はその続きで衝撃のサ飯や自由なサウナ文化と、後日実感したありがたいサウナ効果?(たぶん)についてもお伝えしたいと思います。ぜひ最後までご覧ください。
これが“サ飯”というものか!?
“サウネア浦和”に降り注ぐ太陽の光とそよぐ風に身を浴して、そうか!これが“ととのう”ということか!!と“ととのい”を初体験して感動も冷めやまぬまま、ポカポカした幸福感に浸り空調の効いたカフェ風の室内に戻りました。サウナに入るとお腹が空くと聞きますが本当ですね。ありがたいことにすでに食事がご用意されていました。ここでいただいたのが花椒のカレー。花胡椒って中華の調味料で?カレー?ちょっと混乱しながらもまずは食べてみる。
辛っ!でもおいしい!!四川風麻婆豆腐を想像してもらえば大きく外れていませんが、まさしくカレーでした。ジャガイモ、ニンジンなど普段なじみのあるカレー具材に加えて花椒のしびれる辛さ、でも不思議とスプーンがスイスイ進みます。高級炊飯ジャーでおいしく炊き上がったご飯もおいしい。辛い、しびれる、でもおいしい。花椒のしびれる辛さにほどよく冷えたお茶もすでに別の飲み物と舌が錯覚しました。お代わりをいただきお腹が落ち着くと、カレーのスパイスで身体の内側から指圧を受けているような不思議な感覚がしました。「これがサ飯というものか!?」と、さすがサウナのことを知り尽くたオーナー“YUJI”さんがセレクトしたサウナにぴったりな納得の一品に感動、おもてなしの心に感謝しました。
“バレルサウナ”で自由にサウナ!気分はすっかりフィンランド!
お腹も落ち着き、サウナも第二ラウンドへ。ビギナーな私は今回は無理せず下の段に座りました。通のサウナーは高い位置の高温度帯を好むとよく聞きますが、何気なく当たり前のように座った2段ベンチって実は“バレルサウナ”ではなかなか見られない構造なのだそうです。“RISII(リージ)”ではオーナー“YUJI”さんが、ぜひ屋外のサウナでも2段ベンチをという執念のような情熱で実現したとのこと、その結果サウナの形がよくある“バレルサウナ”のような樽型ではなくキューブ型になったのだと後から聞きました。そうか、スタイリッシュな見た目はデザイン性を狙っただけではなかったのだと納得。ふと見ると2段目に“TAKAJI”が寝ころんでいるではありませんか!これもアリなのか!?さらに先ほど打ち合わせをしていた方たちとよもやま話に盛り上がっていました。“TAKAJI”お前、自由すぎるだろ。
そういえばサウナの本場フィンランドではこういう風景は日常茶飯事だそうです。サウナの中はフィンランド人が一番本音を話せる場所として、学校施設や企業のオフィス内にサウナがあるのは一般的で社員同士の交流や会議後に商談相手と裸のお付き合いに誘うこともあるそうです。そんな情景がここ日本でも見られるなんて!なにやら熱いものが込み上げてきました。
そうか“YUJI”さんはそんなフィンランドのような自由なサウナ文化を、ここ“サウネア浦和”から発信して全国に根付かせたいのだと、こればかりは実際に体験してみないとなかなか伝わらないので、私にも入浴を勧めてくれたのだと後で気付きました。
まとめ|汗はサラサラ、酷暑の夏にもサウナがオススメ
そんな人生初の“ととのい”体験から何日か過ごしてあることに気付きました。
連日の酷暑に苦しめられながらも、なんと汗はベトつかずサラサラで不快感がないのです!これはたぶん身体の詰まっていた脂や汚れが一気に吹きこぼれたせいなのかもしれません。汗だくでオフィスに戻ってもエアコンの風で乾く汗にベタつきや匂いを感じられなくなり、これが後まで続くサウナ効果というものなのか!と感動しました。サウナってその場のリラックス“ととのい”だけに止まらず、この夏の猛暑を快適にすごす“ととのい”も得られるのですね。“サウネア浦和”から戻って以来、このような至高の“ととのい”体験をついつい他人に熱っぽく語る私は、まるでサウナ伝道師のようです。サウナが特別なものではなく日常に溶け込む文化、自由で解放的なアウトドアサウナで心すっきり広がる素晴らしい体験をぜひ多くの人に知ってもらいたいと思いました。
アウトドアサウナ初体験でこれまで“ととのい”をまったく知らなかった私の拙い記事を最後までご覧いただきありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。