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バレルサウナとは?聞いたことはあるけど野外サウナのこと?

日頃から私たち日本発のキューブサウナ“サウネア”をご愛顧いただきましてありがとうございます。この度、“TAKAJI(タカジ)”の友人の私、“O-JI(オージ)”が“アウトドアサウナblog”に加わることになりました。サウナ体験は温浴施設のみのビギナーな私ですが、その視点で素朴な疑問や新鮮な印象をお伝えできればと思っています。よろしくお願いいたします。
今回は、最近よく聞く“バレルサウナ”とはどういうものか? また、それに関連してアウトドアサウナとはについて触れてみたいと思います。ぜひ最後までご覧ください。

バレルサウナはアウトドアの樽型サウナ

本来はバレルサウナとは、サウナ発祥の国フィンランドに昔から伝わる“丸い樽=(バレル)”の形状をしたサウナルームのこと指しています。屋外に設置するアウトドアサウナというジャンルの1形態ですが、日本では“バレルサウナ”=“アウトドアで設置するサウナ”のようになっていて、樽型かどうかは別として、アウトドアサウナ全般で使われている言葉のようです。
樽型のものはその丸くて可愛らしい外見が特徴です。電気や薪のサウナストーブを使って野外でも高温のサウナを楽しめるので近年では著名人が個人で購入するなど知名度が上がっています。“ととのう”というカルチャーが広まり温浴施設のサウナでは物足りなくなった方が購入しているようですが、個人で自由に使えるサウナを持てるなんてうらやましい限りです。
バレルサウナは、一般的に天然の木材で作られています。日本国産の木材では「ヒノキ」や「スギ」が人気で、北欧産の輸入物はスプルースと言われるマツ科の針葉樹が使われることが多いようです。いずれも耐久性・耐熱性に考慮された木材が使われています。さらにそれらを「サーモ加工」(木材に熱を加えて木材内部の水分量を低下させ、木材の膨張・収縮をしにくくする技術)したものをサーモウッドと呼びます。
天然木材で作られたサウナに実際に入ってみると、木そのものが持つ自然のぬくもりを感じたり、「ヒノキ」や「スギ」の心地よい香りが充満していて、ただのサウナ部屋とは異なるリラックス効果もあるように感じます。

アウトドアでサウナってどういう感じ?

そもそも屋外でもサウナを楽しむことを“アウトドアサウナ”というそうです。川や海の近くにテントを張ってサウナを楽しむ“テントサウナ”もずいぶんと流行していますが、自由に持って行って設置ができることと費用的にもハードルが低いため、アウトドアサウナの比較的手軽な例です。
先般のバレルサウナのように山奥やキャンプ地などの郊外でサウナを楽しむイメージがあるアウトドアサウナですが、このほかにただ単に建物の屋外にあるサウナも総じて“アウトドアサウナ”と呼ぶそうです。
では、アウトドアサウナにはどんなものがあるでしょうか、以下に具体的な例をあげてみます。

・キャンプ場・グランピング施設
キャンプ場にあるアウトドアサウナがある場合、山奥や川沿いに佇んでいることが多いので、水風呂や外気浴をそこならではの設備になっていることがあります。例えば自然水でリフレッシュしたり、大自然の中で木々に囲まれ、気持ち良い外気を浴びながらサウナを堪能するといった自然に触れながら入るサウナは、心と体を格段にリフレッシュしてくれるので、より“ととのい”やすい環境と言えそうですね。
また、都心の近くでも塀などでプライベートが確保された空間で仲間内のパーティやイベントを楽しめる施設もあるようです。

・自宅の庭や屋上・マンションのベランダ
マンションのベランダなど自宅の屋外にサウナを設置するサウナ好きな方もおられるそうで、サウナに入りながら都会の風景を楽まれているそうです。ふだんの生活のそばで気軽にアウトドアサウナの解放感を楽しめるっていいですね。

・温浴施設、民宿、ホテル
もちろん各種宿泊施設、温浴施設にアウトドアサウナを設置してあることもあります。川や海の近くの民宿などで、その立地を活かして建物の外に設置したバレルサウナで暖まり、そのまま海水浴でリフレッシュ、外気浴後には施設内でシャワーを浴びて、すがすがしく宿泊や料理を楽しめるという魅力で集客力のアップにもつながっているそうです。サウナで火照った身体を海に飛び込んでリフレッシュは、いつか体験してみたいです。

従来のサウナとどう違うの?

まだまだ世間一般ではサウナと言えば温浴施設のものを指していることが多いです。そういった従来のサウナとアウトドアサウナとはどのように違うのでしょうか?
温浴施設内は不特定多数のお客さんが入浴する関係で、どうしても窮屈でマナーを守り黙って入る感じになりがちですが、アウトドアサウナでは場所によっては海や湖、森林など自然との一体感を感じながら外気浴を楽しめることが特徴で、さらに自分の好きなタイミングでロウリュしたり、仲間内でワイワイと自由な姿勢でサウナを楽しむことも人気の要因のようです。ロウリュし放題や気の合う仲間とのサウナで打ち解けた話を弾ませたり、外気浴でゆったりと自然の音に耳を澄ませるって魅力的ですね。
サウナの本場フィンランドでは、海や湖の側にサウナ小屋を設置して、入浴のあとに目の前の湖や海の天然プールでひと泳ぎしながらクールダウンすること好まれているそうで、実はアウトドアサウナは昔からあるサウナの楽しみ方のひとつなんだそうです。
銭湯で日常的に浸かるサウナもいいですが、いろいろ楽しめるサウナっていいですね。

まとめ|バレルサウナはアウトドアで自然と一体になってサウナを楽しめる

今回はバレルサウナってなに?アウトドアサウナって従来のサウナとどう違うの?という疑問から、本来、樽型サウナを指すバレルサウナが日本では野外サウナに広い意味で呼ばれていることと、アウトドアサウナは自然と一体感を自由に楽しめことなど、さまざまな形のサウナの楽しみ方があることをご紹介しました。
そういえば第3次サウナブームは若い人を中心に高まっているそうで、私もぜひアウトドアサウナで自然に触れながら“ととのい”体験をしてみたいと思いました。