サウナブームは終わった?成熟市場で宿泊施設が「選ばれる」条件とは

キューブサウナのパイオニアSAUNEA(サウネア)のWebサイトをご覧いただきありがとうございます。このブログでは、サウナをもっと楽しみたい方や、サウナを導入したい施設運営の方向けに、サウナにまつわる様々な情報をお届けしています。
「サウナブームもそろそろ落ち着くのではないか」「今から高額な設備投資をして、数年後に誰も使わなくなったらどうしよう」と、サウナ導入に二の足を踏んでいる施設オーナー様や経営層の方も少なくないのではないでしょうか。
たしかに、メディアが一時期盛んに「サ活」として取り上げていたような「熱狂的なブーム」は落ち着きを見せていますが、市場のリアルな動向を見ると、衰退しているわけではなく、サウナ文化が一般に受け入れられ定着したと見ることができます。今回は、現在のサウナ市場の動向と、成熟していく市場の中で「選ばれ続ける施設」と「淘汰される施設」の違いについてSAUNEAなりの見解を解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
「サウナブームの終焉」は本当か?現場のリアル
「ブームの終わり」が囁かれる最大の理由は、目新しさによる大量の新規層の流入や、それに伴って高まっていた話題性が落ち着いたことにあります。しかし実際には、コアなサウナ愛好家(サウナー)の利用頻度や消費額は依然として高止まりしたまま、サウナブームによって新たにサウナーとなった層からも一定数が定着しています。これは一過性の盛り上がりから、日常的なライフスタイルへ取り入れる定着のフェーズへと移行した証拠と言えます。
特に宿泊業界において注目すべき動向は、「サウナツーリズム(サウナ旅)」の定着です。宿泊施設や温浴施設への導入が進んだことで、「旅行のついでに温泉やサウナに入る」のではなく、「あのサウナに入るために、その宿を予約して旅に出る」という目的型消費が完全に根付いたことです。この点からも宿泊施設にとってサウナは依然として巨大な集客のポテンシャルを秘めています。
ブーム終焉説の中で「淘汰される施設」とは?
市場が成熟し、利用者の目が肥えてくると、残念ながら淘汰される施設も出てきます。その共通点は大きく2つあります。
「とりあえずサウナを置いただけ」の施設の限界
流行に乗るために、ただ空きスペースに安価なサウナキットを置いただけの施設では、すぐに利用者の足が遠のいてしまいます。管理が甘く傷んでいる、サウナ室の温度設定が甘い、夏場に水風呂がぬるい、外気浴でくつろげるスペースが十分に用意されていない、など「ととのうための環境設計」が疎かになっている施設は、厳しい評価を下されがちです。
「非日常感」の欠如
ただ汗を流すだけの体験であれば、日常圏内にある銭湯やスパなどで事足りてしまいます。宿泊施設やリゾート施設に求められているのは、ここでしか味わえないと思わせる特別な体験です。大自然の絶景や雰囲気の良いサウナエリア、サウナ後の特別な食事など、非日常感という付加価値を提供できていない施設は、価格競争に巻き込まれて淘汰されていくのが現状です。
成熟市場で生き残る「本物のサウナ」3つの条件
では、目の肥えたサウナーから選ばれ続け、高い稼働率と客単価を維持する「本物」の施設になるためには何が必要でしょうか。
① 「極上のととのい環境」の追求
サウナ室のスペックだけでなく、真夏でも15度前後をキープする冷却能力を持った水風呂、そして広々として周囲の目を気にせずリラックスできる外気浴スペースまで、外構や動線も含めたトータルのプロデュースが重要です。ただしこれ以上に、日々の管理が最も重要です。使用後の掃除や、黒ずみが出ないための換気、屋外に設置する場合は外装も傷みにくいものを選ぶなど、利用者のストレスを限りなくゼロにする施設の設計が不可欠です。
② 日本の気候に耐えうる「耐久性とメンテナンス性」
アウトドアサウナはサウナ室内の激しい温湿度変化にさらされるだけでなく、日本の高温多湿な気候や梅雨の長雨、夏場の台風など変化の激しい気象条件にさらされます。そんな過酷な環境にも関わらず初期費用を抑えるために安価な海外製の未乾燥木材キットを導入すると、数年でカビや反り、木材のひび割れなどが発生します。結果として修繕費がかさみ、投資回収が遅れるリスクがあります。長期間美しい状態を保つためには、日本の気候に合った国産木材や、多層構造を採用した耐久性の高いサウナキャビンを選ぶことが重要です。
③ サウナ後の味覚を刺激する「高付加価値な飲食連携」
サウナ後は五感が研ぎ澄まされ、味覚も敏感になります。このタイミングで提供する飲食は、客単価を向上させる絶好のチャンスです。極上のサ飯としてサウナ利用者限定と銘打った限定メニューや、屋外でのBBQなどの食事の提供だけでなく、クラフトビールやデトックスウォーターなどこだわりのドリンクを用意するのも効果的です。これらのプレミアム感など細部へのこだわりが、他施設との圧倒的な差別化を生みます。
経営層が陥る「初期投資の罠」とリスク回避
サウナ導入において経営層が陥りやすいのが、「設備本体の安さ」だけで判断してしまう初期投資の罠です。
コストメリットを優先して選んだ海外製キットが、立地によっては日本の厳しい「建築基準法」や「消防法」に適合できず、行政から設置許可が下りない、あるいは設置後に指導が入って撤去を余儀なくされるといったリスクは現実に起きています。
サウナは導入して終わりではなく、そこからがビジネスのスタートです。初期投資だけでなく、ランニングコスト、修繕リスク、そして適法性までを含めた長い視点で設備とパートナーを選ぶことが、投資を確実な「資産」に変える唯一の方法と言えます。
まとめ:10年先も愛されるサウナ空間をSAUNEAと共に
市場が成熟していくこれからの時代、本質的な価値を提供できる「本物のサウナ」だけが生き残り、確実な収益を生み出し続けます。
私たちSAUNEAは、厳しい日本の気候にも最適な国産木材・多層構造のキューブサウナ「RIISI(リージ)」や、厳しい法令基準をクリアする建築基準法適合モデル「PINEERI(ピネーリ)」を展開しています。さらに、自社の直営施設運営で培ったノウハウを活かし、サウナ本体の納入にとどまらず、水風呂・チラーの選定から外構(エクステリア)設計まで、極上のととのい空間をトータルでプロデュースいたします。
「ブームに左右されない、本物のサウナ環境で確実な投資回収を目指したい」とお考えの経営者様・施設責任者様は、ぜひお気軽にSAUNEAまでご相談ください。図面段階からのプランニングや無料相談を通じて、貴施設に最適なプランをご提案いたします。



