“バレルサウナ”で“ととのって”みたい!どんな感じなの?
日頃から私たち日本発のキューブサウナ“サウネア”をご愛顧いただきましてありがとうございます。サウナ体験は温浴施設のみのビギナーな私、“O-JI(オージ)”が素朴な疑問や新鮮な印象をお伝えできればと思っています。よろしくお願いいたします。
今回は、個人で所有できる“バレルサウナ”についてご紹介します。
温浴施設のサウナは様々あり、サウナの温度、水風呂の温度や外気浴スペース、またはサ飯(サウナご飯)の味などなど自分に合った施設を探して色々と巡ることはサウナの醍醐味の一つです。しかし、サウナにはまって何度か温浴施設を巡るうちに、だんだんと温浴施設のサウナでは物足りなくなってきます。
たいがいの温浴施設は不特定多数のお客さんを対象にしているため、サウナルームでは静かにじっと座っていることは当たり前のマナーとなっていますが、行きすぎると知らない人と近距離で並んで修行のようになってしまい、時として窮屈に感じてしまうこともあります。
サウナの本場フィンランドでは、サウナが日常に溶け込んでおり、サウナで友人・知人はたまた会社の同僚を招いて楽しむ、いわば社交の場となってるそうです。家族、夫婦や恋人と日常的にサウナを楽しみ、打ち解けた会話を弾ませるなんて、なんともうらやましい環境ですね。
このようにサウナを知れば知るほど、自分のニーズに合わせて、より自分らしく“ととのい”たいと思う人は少なくないのではないでしょうか。
個人でサウナを所有することはそんな夢を叶えてくれる方法の一つです。
えっ!サウナって個人でも持てるのですか?と思われるかも知れません。
そうです、個人でもサウナは持てるのです。値段は?大きな工事が必要なのでは?置く場所は?などの素朴な疑問が浮かびますが、各個人の環境、ニーズに合わせた様々な種類のサウナが存在します。
それでは個人でも持てるサウナには、どのようなものがあるのでしょうか?今回は個人所有ができる“バレルサウナ”についてご紹介します。
そもそも“バレルサウナ”っていったい何?
サウナには屋外サウナ(アウトドアサウナ)というジャンルがあり、“バレルサウナ”も屋外に設置するアウトドアサウナというジャンルの一形態です。もともと“バレルサウナ”とは、サウナ発祥の国フィンランドに昔から伝わる“丸い樽=(バレル)”の形状をしたサウナルームのことをいい、電気や薪のサウナストーブを使って高温のサウナを楽しめることから、“ととのう”というカルチャーの広まりとともに温浴施設のサウナでは物足りなくなった方が購入しているようです。
また、アウトドアサウナは、建物の外に設置されたものを総じてそう呼んでいて、日本では“バレルサウナ”=“アウトドアで設置するサウナ”のようになっているので、樽型かどうかは別として、アウトドアサウナ全般で“バレルサウナ”という言葉が使われているようです。アウトドアと聞くと大自然の中で設置する印象がある“バレルサウナ”ですが、家庭の庭にも設置することができます。“バレルサウナ”には様々な種類、サイズがあるので、大きな庭のある一軒家にかぎらず場所によってはマンションのバルコニーやビルの屋上にも設置できます。
このWebサイトにもご紹介しているサウナーご夫婦が導入された例(詳しくはこちら)では、都心の夜景が眺められるビルの屋上に“バレルサウナ”を設置してアウトドアサウナを楽しんでおられます。普段の生活のそばでご家族や仲間と楽しめるサウナには憧れます。
“バレルサウナ”にも色々なメーカー、タイプがあります!
このように様々な場所や環境に幅広く合わせられる“バレルサウナ”ですが、おおまかに海外製のものと国産製のものに別れます。
・海外製の“バレルサウナ”
海外輸入品は、北欧産のスプルースといわれるマツ科の針葉樹が使われることが多いようです。樽型の“バレルサウナ”に限らず、輸入物のサウナはどうしてもパッケージ化されていることが多く、決められたサイズ、仕様をそのまま活用するケースがほとんどのようです。
・国産の“バレルサウナ”
国内製造メーカーには木材加工業者や外構施工会社などといった会社がサウナメーカーとして“バレルサウナ”を製造、販売しています。国産メーカーでは国産素材の「スギ」や「ヒノキ」などの湿度の高い日本の気候に合った木材を使っていることが多いです。
また、メーカーによっては国内生産なのでその場所に合わせた設計やオプションなど融通がきくこともあり、より自分のスペースを最大限に活かしたサウナの導入ができます。
私たちサウネアも埼玉県が本拠地の“バレルサウナ”(正確にはアウトドアサウナ)の国産メーカーのひとつです。
“バレルサウナ”?アウトドアサウナ?
サウネアは“バレルサウナ”の国産メーカーと書きましたが、実は扱っている製品はアウトドアサウナで、正確には“バレルサウナ”ではありません。要は樽の形(バレル型)をしていないからです。
サウネアで製造販売しているのは“RISII(リージ)”という名の独自設計をしたキューブ型サウナです。なぜ、樽型でなくキューブ型なのでしょうか?樽型では形状的によほど大きなサイズでないと2段ベンチの実現は難しいです。これはサウネアのオーナー“YUJI”が熱心なサウナーで、多くのサウナーは高い温度帯を好むため、アウトドアといえども2段ベンチを叶えたかったからです。温浴施設でもより高段にいきたがりますよね?
また、キューブ型にすることで間口を大きく取れるため、正面のガラス窓の面積が広がります。大きなガラス窓により、外の風景と一体になれることで、アウトドアサウナならではの体験が可能です。また、国産素材を使い国内加工である“RISII(リージ)”は、素材選びから設置する環境や場所に合わせることも、奥行きや横幅のサイズなどを細かい調整をすることもできます。
どうですか?サウネアの“RISII(リージ)”を体験したくなってきませんか?(笑)
“バレルサウナ”を買うなら色々なものを体験してみて
サウナを購入するとなると50、60万円から高価なものでは300万円を超えるものまで実に色々あります。値段が違えばその分クオリティも違いますし、特に屋外設備に欠かせない、雨漏り対策や耐候性など目に見えないところで差があることがありますので、ぜひ、色々体験してから決めてほしいです。
私たちサウネアには埼玉県さいたま市に“サウネア浦和”という体験できる施設があります。ここではキューブ型の“RISII(リージ)”を体験することができます。さらにタイミングが合えばオーナー自ら“ととのい”を伝授することも?ぜひお気軽にお問い合わせくださいね!
まとめ|“バレルサウナ”にも色々な種類、品質がある
以上のように、今回はサウナにはまってくると個人でサウナを所有したくなるということ、個人所有のサウナの最有力候補は“バレルサウナ”で様々な種類、価格のものが存在するということ、国産素材を国内加工した“RISII(リージ)”は様々なニーズに合わせたカスタマイズが可能なこと、様々な“バレルサウナ”の中で本当に自分に合ったものを選ぶためには、色々なメーカーのものを体験してもらいたいことをご紹介しました。実際アウトドアサウナ体験と温浴施設のサウナ体験では似ているようで大きく感じ方が異なるものです。たとえ買わなくても(高いですしね…)あなたのサ活(サウナ活動)にぜひアウトドアサウナも加えてみてはいかがでしょうか?